葉桜にかわった、今日この頃。
夜桜を見に行ったり、あちこちの桜を見に行きましたが、一番は地元の桜だったりするかな。

そんな夜に「宝石」欲望と錯覚の世界史を読む。
宝石 欲望と錯覚の世界史
エイジャー・レイデン
築地書館
2017-12-11



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私は、本は大概同時に10冊くらい読むので、一冊を読み終えるのが遅いですが、終わると一気に。

大学生の時は、片道2時間以上あったので、当時文庫本ではあまり読むことがなく、単行本を常に3冊くらい鞄に入れて、辞書も必携だったスペイン語時代、一番鞄が重かった生活でした。しかし、若いからそんな無理も効いたのだな。今は無理。
若い人には、若いときはどんどん無理を承知でチャレンジしてほしい。体力と視力、感性など若い時しかないものがあるので。私は小説は好きだったけれど、同時に随筆もよく読んでいて、誰の言葉だったか、いや、誰もが言った言葉だったか、年取って読むのと若い時に読むのでは、同じ小説でも感じ方も全然違うから若いときは手当たり次第に読むと良いと、それを頭の片隅に置いていた。そして、それは全く間違っていなかった。同じものを読んでも、大人になってからの方がよいものもあるし、その逆もしかりだ。

半世紀以上生きると、その若さというのはなくなるものの、いろんなものを読んだことによって、初めて読むものも多角的にとらえられるという素敵さがある。
ただ違うのは、残念ながら目の疲れ!

宝石は好きである。OL卒業までは、原石が大好きで、色々と購入したものだった、石を。会社に、水晶のクラスター原石をつけていったら、みんなが面白がっていた。
のちに、磨かれたダイヤモンドを手にしたときに、磨かれた素晴らしさを知る・・・( ̄▽ ̄)

不思議だが、それまで磨かれたものを見てきたのに、ダイヤモンドのある程度の大きさの輝きには縁がなく、興味もなく過ぎていたのだ。
人はどういうことをきっかけにどうなるかというのは、本当に未知のことだ。だから一寸先は闇なんだろう。

そのダイヤモンドについても、まさに色々な時代を経て書かれていたり、ミキモトが真珠を作った後に訴訟を起こされて、そのあとどうやってその真珠を売ることにつなげるのか等々。私が今まで宝石の歴史などを色々と読んできたまとめがここにあるような。しかし、一部はなるほどという国の影響があったり。
なかなかおもしろいし、いろいろ当たるより、これをまず読むのをお勧めしたいと思うような一冊だった。


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日本を愛した御木本幸吉。これは、さくらんぼの季節に着けたりするペルリータ・ミキモトのもの。今はペルリータはなくなりましたね。

アコヤ真珠がやはり一番好きですね。