バッハのチェロ組曲の王道、カザルス。

本当にカザルスがバッハのこの曲の譜を、古道具屋さんの片隅で見つけなかったらなかったと思うと、もしかするとそれを見つけるためにチェロをやっていたような、そんな思いを馳せられる出来事は やっぱり、すごいと思います。

秋に向かう時と、真冬の寒い時に聴く定番です。
このCD。やたらと綺麗に録音されているものが多い現代において、逆に貴重ないい一枚だと思います。
ちょっとしたずれとか、人間らしくて個人的に好きです。